平成名刀会 今月の推奨刀剣
古川 清行 脇指 白鞘 価格140万円

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銘文 表/信濃國清行
裏/
刃長 一尺五寸八分
反り 五分
刃文 湾れ乱れ
東京理科大学で応用物理を専攻、在学中から刀工を志し、昭和47年に故宮入清平(清宗)師に入門。53年に文化庁より製作承認を受ける。同年新作名刀展初出品。62年に寒山賞受賞。以後特賞・優秀賞等多数受賞する。平成19年に、須坂市無形文化財に認定されます。 本作品は古川刀匠の最新作の脇指です。地景が細かく入る板目の地鉄の肌には地沸がよく付き、湾れ乱れの刃文の匂口には沸が深くつき、刃中には湯走り等のはたらきも見れます。鎬造りの姿はすっきりとした気品溢れる仕上がりで、古川刀匠の持ち味をたっぷりと堪能できる一振です。また、本作品は先日長野市で行われた、古川刀匠の個展に出品されました。

- 古川 清行(ふるかわ きよゆき)−
本名 古川 信夫  昭和二十三年生
長野県須坂市住
宮入 清宗
  新作名刀展 日刀保名誉会長賞
日刀保会長賞・薫山賞・寒山賞
全日本刀匠会会長賞受賞。
優秀賞・努力賞多数受賞
須坂市無形文化財保持者
工藤 将成 短刀 深緑呂色塗合口拵入 価格58万円

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銘文 表/将成作
裏/
刃長 八寸五分
反り なし
刃文 湾れ乱れ
平成7年、藤安将平師に入門し、15年に文化庁より作刀承認を受けます。 16年新作刀展に初出品し、努力賞・新人賞を受賞し、翌年17には優秀賞を受賞しました。本作品は工藤刀匠の最新作の短刀です。ゆったりと湾れた刃文に沸が厚く付き、刃淵が明るく冴えています。地鉄はよく詰んだ板目肌で、地沸・地景が入る。フクラがやや枯れて刀身から中心までのバランス等、姿の仕上げが見事であり、短刀のもつ美しさを堪能できます。深緑呂色塗合口拵に収まっており、登録前の作品でお好みに応じて為銘など承れますので、お守りや家宝の一振として最適だといえます。また、今月開催の全日本刀匠会関東支部展に出品されます。

- 工藤 将成(くどう まさしげ)−
本名 工藤 芳洋  昭和51年生
群馬県桐生市住
藤安 将平
  新作名刀展 優秀賞・努力賞・新人賞
入選多数受賞
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