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銘文
表/湧水心貞吉作
裏/平成十一年八月日
刃長
二尺四寸二分
反り
七分
刃文
湾れ互の目
昭和を代表する名工、榎本貞吉師の最晩年の名作です。刃文は高低差のある湾れ刃の中に大小の互の目が交じり、沸もよくからんでいます。地鉄は杢目の交じる板目肌で、月山から伝わる作刀技術が随所にあらわれています。手持ちがよく、バランスのとれた刀姿は榎本刀匠の完成された円熟の技といえるでしょう。
- 榎本 貞吉(えのもと さだよし) −
本名
榎本 吉市 明治四十一年生 平成十二年没
静岡県三島市
師
月山 貞勝
新作名刀展 無鑑査
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銘文
表/正光
裏/平成十八年十二月日
刃長
八寸一分
反り
内反り
刃文
湾れ互の目
岩手の刀匠、安本正光師の短刀です。大きく乱れた湾れ刃に力強さを感じる板目肌の地鉄は、短刀でありながらも迫力のある内容に仕上がっています。合口拵入です。
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銘文
表/将平作
裏/以奥州南部新沼鋼
昭和五十六年二月日
刃長
二尺三寸八分
反り
七分
刃文
湾れ互の目
昭和41年、人間国宝の故宮入昭平(行平)師の下に入門。47年に文化庁より作刀承認を受ける。同年新作名刀展に初出品、努力賞を受賞する。その後は数々の特賞も受賞し、現代刀匠界の重鎮として今日まで活躍しています。本作品は昭和56年作の太刀で、南北朝期の力強い太刀姿をみせています。刃文はゆったりと湾れ、沸えは厚く、砂流し湯走り等のはたらきも見えます。奥州南部の新沼鋼を用いて鍛えられた地鉄は、板目肌の中がよく約みところどころ杢目が交じっています。藤安刀匠35歳の作品で、刀匠の古刀に対する挑戦と情熱が伝わる一振です。
- 藤安 将平(ふじやす まさひら) −
本名
藤安 正博 昭和二十一年生
福島県福島市住
師
宮入 昭平(行平)
新作名刀展
日本美術刀剣保存協会会長賞
寒山賞受賞
伊勢神宮式年遷宮御神宝太刀謹作
熱田神宮にて奉納鍛錬、その他各地に於いて公開鍛錬を実施
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銘文
表/相州和平作
裏/昭和二二十六年二月吉日
刃長
二尺四寸六分
反り
七分
刃文
湾れ乱れ
昭和36年、人間国宝・宮入昭平(行平)師に師事。昭和42年に作刀承認を受け、独立後は師伝である相州上位工を目標に作刀活動。途中、不運な事故に遭うも作刀を再開し、備前伝の丁子乱れも探究し特賞受賞へと繋がって行く。平成十二年無鑑査となる。本作品は、大久保刀匠若い頃の力作です。刃文は湾れ乱れにところどころ互の目が交じり、地鉄は板目が柾がかり、よい地鉄の鍛えを見せています。切先伸びごころの姿はすっきりとし、刀姿の美しさをよくまとめた一振です。
- 大久保 和平(おおくぼ かずひら)−
本名
大久保 十和彫 昭和18年生
平成15年没
師
宮入 昭平(行平) 神奈川県
新作刀展無鑑査
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銘文
表/甲州曙住康隆作
裏/
刃長
二尺三寸五分
反り
五分
刃文
丁子乱れ
平成10年、岐阜の故松原秀宗師に入門。15年に文化庁より作刀承認を受け独立。その後、新作名刀展無鑑査の吉原国家師に師事し、新たな作刀技術を学び、18年新作名刀展に於いて努力賞を受賞する。
本作品は、吉田刀匠念願の自身の鍛冶場で作刀された第一号の刀です。焼刃土を使用せずに刃を焼き入れする独自の技術は見事な物で、本作品の丁子乱れの刃文には、備前伝に通じる華やかさと刃中のはたらきの妙味が味わえます。差込研ぎで仕上げていますので、より本来の刃文が堪能できます。地鉄も良く鍛えられ、約んだ小板目の肌に見える地景等にも腕の確かさが伺えます。現代刀匠界若手の中でも最注目の刀匠です。また登録前の最新作で、お好きな年紀・為銘等承れます。
- 吉田 康隆(よしだ やすたか)−
本名
同じ 昭和53年生
師
吉原国家・故松原秀宗 山梨県
新作刀名展 努力賞 入選
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銘文
表/なし
裏/なし
刃長
二尺一分
反り
三分
刃文
互の目乱れ
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